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時計 公開日: 2026-07-31

時計の読み方の練習法:段階を追って身につける

なぜ時計の読み方は子どもにとって特に難しいのか

数を数えることやたし算と違い、時計の文字盤には異なる2つの目盛りが重なっています。時針は12刻みで、分針は60刻みで動き、しかも同時に動きます。子どもは2つの動く対象を同時に追いながら、2種類の数え方を切り替えなければなりません。「4たす3」のように1本の数直線上で1つの計算をするのとは、求められることの種類がそもそも違うのです。

さらに、時計は数字が並んだページのように「35」をそのまま示してくれません。文字盤の「7」という数字は、分針が指せば「35分」を意味し、時針が指せば「7時」を意味します。同じ数字、同じ位置なのに、どちらの針を読むかで意味がまったく変わる。子どもたちを本当に混乱させるのはここであって、数字そのものではありません。

多くの子どもは6歳から8歳ごろ、つまり小学1、2年生になってようやくこれに慣れます。壁にかかった単純そうな道具にしては遅いと感じるかもしれませんが、5歳の子がまだうまく読めなくても、それは遅れているのではなく、まだ早い時期だというだけです。

まずは時針だけに絞る——分針は無視する

付箋で分針を隠すか、「何時に近いか」だけを聞くプリントを使って、まずは時針の位置だけを読ませてみましょう。複雑さを加える前に「針の位置を数字に対応させる」という中心的なスキルを固めるのです。

時針だけを自信を持って読めるようになれば、3時や7時のようなちょうどの時刻が最初の成功体験になります。分針がただ真上を指しているだけで、解釈する必要がないからです。

次のような特定の間違いに注意してください。両方の針を一度に読む段階にいきなり進んだ子は、時針が明らかに2と3の間にあっても「2時」と言ってしまうことがよくあります。針が実際に指している位置ではなく、一番近い印刷された数字に引っ張られてしまうのです。1週間ほど時針だけの練習をすれば、これが習慣になって直しにくくなる前にたいてい解消します。

30分をいつ導入するか

ちょうどの時刻が自然に読めるようになったら、30分(半)を加えましょう。分針が真下を指すことに加えて、その30分の間に時針も動いていて、今は1つの数字ではなく2つの数字の間にあることを指摘してください。ここが子どもが最初に読み間違えやすい部分です。

指さしながら声に出して言ってみましょう。「短い針は3と4の間にあるから、まだ4時じゃなくて3時台だよ」というふうに。この段階では、プリントそのものより、こうした説明を耳で聞くことのほうが大事です。

15分刻みに急がず、「ちょうど」と「半」を2週間ほど一緒に練習してください。文字盤がもっと複雑な中間位置で埋まる前に、安定した基準点を2つ先に作っておくのです。

5分刻み、そしてデジタル時計とのつながり

この段階での実際のボトルネックは、時間の概念そのものについての混乱よりも、文字盤を5ずつ数えること(5、10、15…)であることがほとんどです。5飛びの数え方がまだ安定していなければ、数直線や100マス表を使ってこれを別に練習しましょう。2つを同時に教えようとすると、負担が単純に倍になってしまいます。

5分刻みで読めるようになったら、アナログ時計のすぐ横に同じ時刻をデジタル時計でも見せてください。スマートフォンの時刻表示は針のある文字盤とはまったく似ていないので、意図的につなげてあげないと、子どもはアナログとデジタルを互いに無関係な別々のスキルとして扱いがちです。

注意しておきたいよくある間違い

繰り返し出てくる間違いがいくつかあり、あらかじめ知っておくと気づきやすくなります。1つ目は分針を逆に読むこと、つまり12から時計回りではなく反時計回りに数えてしまうことです。たいてい、20分を40分と読むような、妙にずれた時刻として現れます。

2つ目は「9時45分問題」です。分針が9を指している(45分を意味する)とき、時針はまだ9に到達していなくても、文字盤上では8よりも9に近い位置にあります。多くの子どもは時針が実際に通り過ぎた数字ではなく、一番近い数字を読んでしまい、正しい「8時45分」ではなく「9時45分」と書いてしまいます。これはしぶとい間違いなので、一度説明したら直ると思わず、何度も指摘するつもりでいてください。

3つ目は少し小さな問題で、「15分過ぎ」と「15分前」を混同することです。子どもがこれを逆に言い続けるなら、しばらくこの言い回しをやめて、「4時15分過ぎ」「4時15分前」というふうに具体的に言い、針の位置がしっかり定着してから短い言い方を再導入しましょう。

日常の練習で身につける

プリントはスキルを作りますが、壁にかかった本物の時計がそれを定着させます。プリントの時間だけでなく、夕食の直前や学校に出かけるときのような自然な瞬間に「今何時?」と聞いてみましょう。

この過程はすべての子どもに同じようには進みません。アナログ時計はすぐ読めるのに、デジタルの時刻表示でつまずく子もいます。特にタブレットや車のダッシュボードの時計を一番よく目にする子はそうなりがちです。もしそれがうちの子だと感じたら、練習の順序を逆にしてみましょう。デジタルの時刻を伝えて、それに合わせて本物やおもちゃの時計の針を子ども自身に動かしてもらうのです。

小学校の算数を始めた後でもまだ迷うことがあれば、それは危険信号ではなく自然なことです。時計の読み方は子どもが最後に身につけるアナログのスキルの一つです。一気に詰め込んで互いに疲れ果てるより、数週間かけてプレッシャーの少ない反復を続けるほうがずっと効果的です。

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